ナショナル R-119

ケットラジオのスタンダード

NATIONAL R-119
R-119の銘板

 1968年頃の松下電子工業製で,006P(9V)で動作する6石スーパー.プラスチックの筐体に金属パネルを取り付けたフロントパネル.受信周波数は525~1605kHzで一般的な発振混合 ⇒ 中間波2段 ⇒ 低周波3段(トランス結合プッシュプル)の6石スーパー.
 選局つまみはバリコンに直接取り付けられているタイプ.本機のバリコンは容量直線形に近いものなので,1100kHzを超えると選局はシビア.



NATIONAL R-119のバーアンテナ
本機のバー・アンテナとバリコン


https://kotobank.jp/word/%E5%8F%AF%E5%A4%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%BC-466044 
<リンクは可変コンデンサ>





NATIONAL R-119
開閉傷が多いケース

 本機も十分な感度と音量があり現在販売されているラジオと遜色はない.当時のポケットラジオはコインをオープナーと使うものが多く,この溝が傷だらけとなっている.

-購入時の状態-
 これもジャンク品として出品されていたもので,電池収納部が液漏れで電池スナップが緑青を吹いている状態だった.電池収納部の電極の洗浄と電源連動可変抵抗の接触不良を修復することで電源は投入できた.50年以上の汚れが堆積しているので,基板を外してケースを洗浄する.
 動作を確認できたところでIFT調整とトラッキング調整を行い周波数表示と受信周波数を合致させて,最大感度に調整して修理終了.

NATIONAL R-119の内部
R-119の内部

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